トーマスとチェスの9つの気質
前回のブログで気質のお話をしたのですが、
その気質について、私は大学の先生から運よくお話を聞くことが出来ました。
気質のうち、下の9つのものは小さなころからはっきりしているものです。
- 活動の活発さ
- 集中力の持続性
- 粘り強さ
- 新しい環境への反応の仕方
- 規則正しさ
- 変化に対する順応の速さ
- 五感の敏感さ
- 喜怒哀楽の激しさ
- ベースの気性
どれが良い悪いではないのです。
この9つの気質の組み合わせにより育てやすい、育てにくい、順応が遅い、平均的な子
の4つのタイプに分類されることはあっても、
良い子悪い子ではないのです。
もちろん育てやすい子が大人にとっての都合の良い子ではあるんだろうけど。
そして一番重要なのは9つの気質は「基本的に変わらない」です。
例えばうちの娘は、
- おとなしい
- 絵本などには集中できるがそれ以外は気がそれやすい
- すぐあきらめる
- 楽しみにできる
- 基本的には規則的
- 早い
- 敏感
- よく笑いよく泣く
- 機嫌がいい
です。
そんな娘を、私がアスリートにしたいからと
粘り強く、アクティブに動くように育てようと、私が努力するとどうだろう。
なんで続けられないの?なんで諦めちゃうの?と否定の言葉を娘にかけてしまう。
それなのに娘は出来ない。
娘もストレス、私もストレス。
この9個の特徴が分かっていれば、自分も子どももしなくて良い努力はしないで済む。
カテゴライズすることに意味があるんではなく、
子育てが楽になる。
効率や諦めと言えば聞こえは悪いけれど、相手を理解して合わせることができる。
娘は私の声に特に敏感だから、怒っているとき、私の声を低くするだけで
しっかり私の注意を聞くことが出来る。
逆に大きな声で怒ると娘は怖いばかりで話が全く聞こえていない。
子育てをしている人にぜひ知ってほしい気質。
生まれ持っての気質は基本的に変わらない。
変えられるものと変えられないものを知っているだけで子育ては楽になる。
一緒にお話しを聞いたお母さんは「ガチャじゃん!」と言ってた。
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