60歳までに5%
結婚をして保険の見直しを行いました。
見直そうと思っても分からないので、ネットでいろいろ検索してFPさんに家まで来ていただきました。
どういったものが希望か、今の保険状況、そんなのわからない状況で来てもらいました。
ドキドキしながらドアを開けるとスーツをびしっと決めた爽やかなオジサン。
さすが営業さん、靴もスーツもスタンダードだけど丁寧に手入れされているっぽい。
お茶をお出しして、夫と話をしてもらいました。
今入っている保険証書を見せて、ざっくりした将来とかお話ししました。夫が。
初めは家に知らない人がいる!と緊張していた私ですが、さすがは向こうもプロです。
話しやすいように話すし、安心感を与えてくれます。
その話の中で低解約返戻金型終身保険というものを知りました。
たとえば、今30歳だとして、60歳までに毎月10000円を払う。
年12万、合計360万。
なのに老後解約すると400万の返戻金が戻ってくると言うのです。
しかも解約するまでは500万円の死亡保障があるというのです。
(分かりやすいように金額大雑把にしています。あくまでもたとえば、です)
何故??? 保険会社はどうやって儲けているの?というかそれ老後までに潰れるんじゃない?
怪しい!
そんな疑問が出てきました。
で、警戒心もなくなっていたし、好奇心に負けて私はFPさんに疑問を堂々とぶつけました。
さら~と返ってきたのが「60歳までの30年に死ぬ確率は5%くらいなんで」という言葉。
言いなれている言葉なんでしょうね。小学生でも不思議に思う点ですから、どのおうちに行っても聞かれることなんだと思います。
100人が加入して5人に死亡保険を支払っても、95人が60歳まで保険金を支払ってくれるから、会社は安定してお金を預かれて、そのお金でお金もうけするそうです。
株とか投資のプロみたいなのがいるらしい。私はそっちの人の方が気になる。
60歳までに解約すると返戻金がすくなくなるので、解約する人はあまりいないそう。
そう説明されると納得。怪しさが途端に減りました。 が!!気になることがあります。
60歳までに5%の人が死んじゃう!?
60歳までに5%!60歳までに5%ですよ!!
私、40人学級だったんで、今クラス会して40人いても、60歳のときには38人ですよ!!
2人減るんですよ。
確率論ですが夫がその2人になっちゃうこともあるんですよ!!!
私より先に死なないでと言ってあるけど、夫は約束を破るかもしれません。
隣で夫がFPさんとお話ししてるのに、私いろいろ考えてそれどころじゃなくなってしまいました。
そんな感じなので、すぐに決まるわけはなく三回も家に来ていただきました。
迷って迷って私たちは三社に死亡、医療、がんを保証してもらうことにしました。
50年先、30年先どころか、1年先すら不透明。
世界だって日本だってどうなるかわからないし、どんな生き方をするかはっきり決められない。
保険のことは話を聞いてうわべだけ分かったつもり。
何が起こるかも分からないし、結局良かったかどうかなんて、死ぬときまで分からない。
私たちはそんな中でいい人だ!と信頼できたFPさんを信じて保険を決めました。
餅は餅屋じゃないけど、信頼できるプロを選ぶことをしました。
長いお付き合いになるので話しやすい人を選びました。
保険はマイホームの次に大きなお買い物と言われるけれど、その通りで、悩んで悩んで決めるものと思います。
今、選んでいる方、いっぱい悩んでください。 将来のこと、家族のこと、お金のこと。どれも大切です。
悩むことは考えること。じっくり考えることは人生の局面以外では、こんなときしかないと思うので、しっかり悩むべきだと思うんです。
ただお誕生日前の方だけは出来ることならお早めに。
加入時の年齢で支払い額が決まるので、生涯支払い保険料に平気で10万くらい差がつきます。
夫の保険料、一歳プラスだったらを計算したら総額で30万越えてました!