愛情は小出しに 細く長く

ほぼ専業主婦がお金の勉強を始めてみたら

沖縄一人旅

スポンサーサイト

結婚するまで馬鹿みたいに行っていました。

 

沖縄に出会って10年、年数回行っていました。

仕事の都合でいけない時期もあったけれど、1週間とか半月とか行っていました。

 

今、夫にべったりの私からは考えられませんが、一人旅。

私は基本的には人や物に執着しないんです。

ただ夫が例外すぎただけ。

 

一人旅と言っても、定宿があったので、友だちがいたり、mixiでたまに見かける友だちの友だちがいたり、たまに違う島に行っても他の旅人と仲良くなれるので、ずっと一人というわけではないのですが、こんな一人旅のいいところは、友だちに付き合わなくていいところ。

海に行こうと言われても行きたくなければ宿で寝ていたいと素直に言えるし、ご飯食べに行こうと言われても違うものが食べたければ私はこうすると言える。

 

私はわがままなので旅をしているときくらい、好きなことをしたいし、したくないことはしたくない。

宿の庭のハンモックで寝ているのが定番だった私。

一日中ハンモックにゆられてぼーっとしたり、本読んだり、熟睡したりしていた。

基本宿からでかけない私が出かけるのは朝陽を見るときと夕陽を見るとき。

みんなで行ったり、一人で行ったり、好きに自由にできる。

 

すっごく気楽ですっごく自由で楽しかった。

こんな自由を一人旅の人たちは分かっていてとても心地良かった。

(たまに一人で旅行に来ただけの人もいて、そういう人は一緒に行こうよ!あなたが行かないなら自分も行かない。って人もいるけど…)

 

 

私はあの頃、そうやって自分のバランスを取っていたんだと思う。

しっかり眠って自由を味わって、たまには海に入ったり、何をするわけどもない時間。

夜中に海に浮かぶと見渡す限り星空で、何もない幸せで満たされていて、そうやって生まれ変わって、また元の居場所で頑張っていた。

 

 

当時彼だった夫は旅に興味がないのでついてくることなくて、綺麗な風景を見たら、彼に見せたいな~とは思ったけれど、現実にしようとは思わなかった。

携帯で写真を撮って送ったりはしたけれど、一緒に実際の景色を一緒に見ようとは思わなかった。

 

今、夫となった彼にあの景色をみせたいかと言われたら見せたいけれど、連れて行かない。

あの島と定宿は私の場所であって、あの雰囲気は私一人で行くからこそ感じられるんだと思う。

彼とあの場所にいることは想像ができるけれど、彼とあの雰囲気が作れるかと言われたらできないと思う。

私だけの場所としてとっておいて、いつかまた一人旅したくなったら出かけようかな。

 

今の私には一人旅必要ない。

 

 

バランスが取れて満たされていると感じるから。

 

あの夜の海に浮かんだときのように満たされてる。