弟と夫
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弟は当然のことながら日本語がしゃべれません。
こんにちわとかありがとうくらいは言えますが、その他は一切分かりません。
夫は大卒ですが、英語は無理!絶対無理!というくらい分からないそうです。
受験勉強でやったはずだけどなぁ・・・
そんな夫ですが、私の夫ということで、彼を受け入れてくれたことに感謝です。
私と弟が話していることが理解できない、特に弟の英語は早すぎて分からないというので、疎外感を感じていないかと不安になったりもしましたが、大丈夫とのこと。
ネットやLINEの翻訳機能を駆使して、ちょっとした会話はしてくれました。
長い距離を運転してくれたり、彼が喜ぶかもと動いてくれるのは、とっても嬉しいことです。
私の実家の家族に対してもですが、イギリスの家族とも仲良くしてくれるのはとっても嬉しいし、私に優しくしてくれることよりも幸せを感じます。
弟と夫が少し打ち解けても、夫は私を通訳に使っていましたが、弟が東京に帰る為に駅に送っているときに「これであってる?違うよね?」と携帯を渡されました。
LINEの画面に書かれていたのは「また遊びに来てね」というものでした。
残念ながらLINE通訳ではうまく変換されていなかったので、私が入力しなおしました。
恥ずかしそうに自分の口で弟にお別れを伝えていました。
そんな気持ちが嬉しいです。
私と弟は10年前やそれ以前と同じようにsee you laterと言ってお別れしました。
いつも弟や家族はそういってくれます。
まるでちょっと先に再会があるような挨拶が好きです。